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Secret of Acco 〜秘密のアッコたん〜
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多趣味人間のため、思いつくまま何でもありのブログになると思いますが、どうぞよろしく^^
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感想 『ラウィーニア』

2012/11/12 13:55
最近ずーっと本を読んでいませんでした。
子育て中は、なかなか思うように時間が取れず、難しいです。

さて、育休中に読破しようと思っていたル=グウィン先生ですが、読破出来るかどうかは微妙ですが、ゆっくりながらも読み進めています。

今回読み終わったのは、『ラウィーニア』。

叙事詩『アエネーイス』に構想を得た作品で、ル=グウィンの物語では新しい着想だったので、新鮮でした。

主要なキーパーソンであるにも関わらず、本家『アエネーイス』ではセリフも与えられていなかったラウィーニアが、ル=グィンの小説で活き活きと描かれている。

アルブネアの森のシーンが好きです。

ひっそりと瑞々しい神秘の森が美しく描かれており、詩人との出会いや、ご先祖様との交信、秘密の儀式などが幻想的に描かれています。

ここでも、ル=グウィンの世界観が表現されていて、地に足の付いた女性、ラウィーニアが素敵に描かれていて、嬉しかったなぁ。


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ラウィーニア
河出書房新社
アーシュラ・K・ル=グウィン

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感想 『内海の漁師』

2012/04/11 22:03
ル=グウィンの割と近年の短編集。

ハイニッシュものが3編ありますが、その他の短編はまさにバラエティに富んだものです。

中でもショート・ショートみたいな軽快な読み物、愉快な“落ち”がある「ゴルゴン人との第一接近遭遇」は単純におもしろかったです。

ハイニッシュものの3編は、“チャーテン理論”を巡っての短編。

チャーテン理論を考えを突き詰めていくとどうなる?という問いの果てに産まれたような短編です。

その他の短編は、グウィンの新しい別世界を見ることが出来ておもしろかった。

タイトルになっている『内海の漁師』は、日本の昔話『浦島太郎』が題材になっていました。

主人公の母親が日本人の設定になっていたので、日本の名前がここかしこに登場し楽しかった。


内海の漁師 (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
アーシュラ・K・ル・グィン

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3月の読書メーター

2012/04/11 21:50
↓アップし忘れていました

---------
3月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:350ページ
ナイス数:2ナイス

オルシニア国物語 (ハヤカワ文庫SF)オルシニア国物語 (ハヤカワ文庫SF)
オルシニアという架空の東欧の国を舞台とした、とても不思議な短編集。私の好みからは、少し冗長すぎるかな。全体的に物悲しく、囚われた罠から抜け出せずにいる人々を描いた作品が多かった。
読了日:03月14日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン

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読書メーター


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感想 『オルシニア国物語』

2012/03/15 00:02
ル=グウィンが初期に書き始めた、架空の国オルシニアを舞台にした作品集。

駆け出しの頃のグウィンが、オルシニア国シリーズの作品を出版社へ売り込んだが、これまでに無いカテゴリーであり、またグウィンの知名度が低かったため取りあってもらえず、ゆえにそれ以降はSFを書くようになったという逸話を持つ。

オルシニアという架空の国を舞台とした、とても不思議な短編集。
純然たる架空の場所というわけでもなく、東欧のどこかにある国、という現実っぽい架空の場所が舞台になっている。

それぞれの短編の時代もバラバラで、時系列に並べられているわけでもない。

全体的に物悲しいトーンが付きまとい、印象としては、囚われた罠から抜け出せずにいる人々を描いた作品が多いように思う。

私の好みからは、少し冗長的すぎるところがあった。
理念、信念、心情、そういう描写が、長々と続いて、誰も幸せにならない・・・・・・ような気になってくる。

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2月の読書メーター

2012/03/05 09:04
2月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:319ページ
ナイス数:4ナイス

言の葉の樹 (ハヤカワ文庫SF)言の葉の樹 (ハヤカワ文庫SF)
原理主義者たちは害悪をもたらす。かつての地球でそれが起こり、サティはその被害者だった。だが、エクーメンの教育施設で学び、ついに惑星アカへと監察員として旅立った。しかしサティを待ち受けていたのは、エクーメンと接触後、<星々への前進>へと突き進むことになった惑星アカ。古き文化を悪として、言葉や習慣、あらゆるものを変え、古い書物は燃やされてしまった。それはまるで、かつてサティが地球で体験した迫害と同じ様相だった。惑星アカで迫害されているのは伝統文化の<語り>。サティは次第に<語り>の核心に迫っていく・・・
読了日:02月09日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン,Ursula K. Le Guin,小尾 芙佐,アーシュラ・K・ル=グウィン

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感想 『言の葉の樹』

2012/02/09 23:03
ル=グウィンの<ハイニッシュ・ユニバース>シリーズで、ローカス賞受賞作。

ん〜なんだろう、この読後感は・・・

宗教、それも原理主義者たちは、害悪をもたらすということが書かれている。

かつての地球でそれが起こり、サティはその被害者だった。
だが、エクーメンの教育施設で学び、ついに惑星アカへと監察員として旅立った。

しかしサティを待ち受けていたのは、エクーメンと接触後、<星々への前進>へと突き進むことになった惑星アカ。

古き文化を悪として、言葉や習慣、あらゆるものを変え、古い書物は燃やされてしまった。
反抗するものは逮捕、強制労働施設で働かせられる。

それはまるで、かつてサティが地球で体験した迫害と同じ様相だった。
ただ地球の“宗教”とは違って、アカの場合は<星々への前進>へと導く”理性”であったが、原理主義という点では同じだ。

そして惑星アカの場合、迫害される側に宗教というか伝統文化の<語り>がある。

サティは次第に<語り>の核心に迫っていく・・・


言の葉の樹 (ハヤカワ文庫SF)
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1月の読書メーター

2012/02/01 09:53
1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1589ページ
ナイス数:3ナイス

幻影の都市 (ハヤカワ文庫SF)幻影の都市 (ハヤカワ文庫SF)
『辺境の惑星』の姉妹編ともいうべき作品。物語の前半は、記憶をなくした青年フォークが、自分は何かを探し求める旅。人類の敵シング、と教えられてきたが、旅で出会った女性はシングは敵ではないと言う。果たしてシングは敵か味方か。後半は青年フォークの生い立ちが明らかとなりいよいよクライマックスへ。 前作『辺境の惑星』を読んだ読者なら、アガドとロルリーたちの、その後の世界に思いを馳せることだろう。“心話”の熟練者同士による、緊迫した精神戦がおもしろい。 オリイよ、もうちょっとしっかりせい!と檄を飛ばしたくなった。
読了日:01月31日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
辺境の惑星 (ハヤカワ文庫SF)辺境の惑星 (ハヤカワ文庫SF)
1966年の作品。 私はこの頃の彼女の作品が好きだ。若々しくて楽しくて、夢に満ち溢れていて、それでいて彼女らしい世界観が散りばめられている。原住種族トバールと、他の惑星からやってきたファーボーン。両者はお互いに相手を「人間」とは見做さず、付かず離れずの関係でいたが、共通の敵“ガール”に立ち向かうことで、その関係に変化が訪れる。トバールの娘ロルリーと、ファーボーンの頭アガトとが許されぬ異種族間での恋愛に落ちるが、北方からガールが攻め入っており明日をも知れぬ命。否応なく戦いに巻き込まれていく・・・。
読了日:01月27日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)
表題作の『世界の合言葉は森』は、ル=グウィンおなじみの二つの異なる文化の対立を描いている。先住民であるアスシー人は、木材調達にやってきた地球人の奴隷にされ、人間扱いされず理不尽な生活を強いられていたが、とうとう反旗を翻す。地球人であるデイビッドソンは、筋肉バカの最低な男。もっとこてんぱんにやつけちゃえばいいのに、と思うのだが、そうはならない。夢見の世界と現実世界の二つの世界を持つ不思議なアスシー人の哲学が興味深い。『アオサギの眼』も先に地球から移住してきた者と後からきた者との争い。異文化の衝突がテーマ。
読了日:01月20日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
風の十二方位 (ハヤカワ文庫 SF 399)風の十二方位 (ハヤカワ文庫 SF 399)
ル=グウィン初期の短編集。17話収録されているが、ハイニッシュ=ユニバースに属するもの、ゲド戦記の世界観に属するもの、“心の神話(サイコミス)”に属するものが主である。それぞれ短編小説として完結しているものもあるが、殆どは彼女の壮大なハイファンタジー世界からこぼれ落ちた小さな結晶のような存在であり、長編小説を違った角度からアプローチしたり、違う時代から描いてみたり、というような位置づけとなっている。異なる価値観がぶつかった時にどうなるのか、という彼女の主題がさまざまな短編の中で表現されていて興味深い。
読了日:01月10日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
ロカノンの世界 (ハヤカワ文庫SF)ロカノンの世界 (ハヤカワ文庫SF)
ル=グウィンの長編第一作ということで、期待を込めて読みました。作品の位置づけとしては、ハイニッシュ・ユニバースシリーズにあたり、科学者ロカノンが辺境の惑星で体験する事柄がストーリーとなっています。 この作品には、後の彼女の作品に登場する様々な小片が散りばめられていることに嬉しさを感じました。ハイニッシュ・ユニバース物語の背景や、登場する小道具はもちろんのこと、たとえば、南の高い山に住む謎の古き人。これは『西のはての年代記U ヴォイス』に出てくる謎の存在の原型であろうと思いました。 また物語時代も実に颯爽と
読了日:01月03日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン

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